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2015.2.3

nicoの家づくり Vol.1

こんにちは。2月に入り新潟は寒さを増した感じがしますが、皆様はいかがおすごしでしょうか?
今日はnicoが住宅を設計をする時にどんな事を考えながら設計をしているかをお話したいと思います。

敷地を読む
住宅設計をするうえで幾つか大切なポイントが有ると思いますが、
これから住宅を建てるであろう敷地の環境を考えることは重要なポイントの一つです。
敷地の場所や方位、陽当りや風通しなどの自然環境、周囲の家々の様子や近くに有る大きな建物、人通り、その土地の文化など、
様々な環境や条件を出来る限り深く読み込み、これから計画をする住宅に与える影響を整理します。
上手に敷地環境を取り込めた住宅は「心地良い家」になります。
「心地良い家」は日々の暮らしを豊かにしてくれますし、楽しくしてくれます。
そんな家を目指して私たちは設計をしています。

「心地良さ」を考える
nicoでは住宅を設計する際、「デザイン」と同時に「心地良さ」を考えます。
それは「暮らす」うえでとても大切なことだと考えています。
一言で「心地良い」と言っても、人によって何が「心地良い」のかは違うので、
それを表現するのは容易ではありません。
例えば一見目を引く様なカッコイイデザインが必ずしも「心地良い」ワケではありませんし、
住宅展示場にあるような大きな空間が自分にとって「心地良い」とも限りません。
なので私たちはクライアントの「住まい観」や「人生観」を話し合ったり、
他愛のない会話の中から読み取ったりと、その人たちにとって「どのような暮らし」が「心地良い」のか
「どのような時」が「心地良い」のかをよく考え、そこに私たちの考えをスパイスとして加えたものを提案します。
「心地良さ」とは形あるものではありません。人それぞれの感じ方なので明確な答えがある訳ではないのです。
でもそれを追求し続けることが私たちの仕事であると考えています。

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