2017.10.15
店舗改装工事 着々と進んでいます
古町にあるお店をマイナーチェンジ。
とは言うものの やっぱり建築工事が入ると予想以上に変化します。
今回のお仕事は古町で20年も営業しているお店に、
新しいお店が間借りをするという計画。
20年間も時が流れてきたこの場所には 様々な人たちが行き交います。
この計画で僕が一番大切にしたのは
場所の雰囲気を壊さずに 自然に新しいお店を入れることでした。
1つの建物の中に2つのお店が混在するわけなので、
どのように住み分けをしてもらうかや、
共存エリアの使い方を整理することも考えました。
僕は新しく入るお店の方に依頼をしてもらったので、
正直なところ もともとのお店には1、2回しか行ったことが有りませんでした。
でもそのお店に集まる人たちとは繋がりは有り、
「みんなが気兼ね無く集まれる馴染みの場所」という印象を持っていました。
打合せを兼ねて お店に通うようになると
その建物の雰囲気や店主さんが作るお店の室礼、
集まるお客さんたちの雰囲気の端々がとても素敵で、
こんな風に20年かけて作り上げられてきたお店は
このままの方が良いのではないかと考えてしまうこともありました。
今はまだ工事中で少しずつ変化の一端が見えてきていますが、
この変化が時とともに自然と馴染んでくれて、
前からこうだったかのように みんなに過ごしてもらえたらなと思います。