2019.2.3
松林再生の記録②
松林再生の記録 第2回目です。(2015年11月)
松林はなぜ枯れてしまうのでしょうか?
一般的な原因として言われているのが
マツノザイセンチュウと言われる虫による虫害です。
「虫害」と言いますが、松クイ虫たちは松をいじめるために
枯らせているわけではありません。
松が大地に還る時期を迎えているので、そのお手伝いをしているのです。
松は生存するのに適した環境であれば、100年はゆうに生きています。
ですが新潟も含めた全国で まだ若い松が枯れていっています。
人間もそうですが、自分が生きていく環境が悪化していくと
病気になってしまいます。免疫力が下がってしまうのですね。
松も同じように自分たちが暮らす場の環境が悪化しているので、
免疫力が下がっていて、病気にかかってしまうわけです。(松クイ虫に付かれる)
松の免疫力が下がるというのは例え話ですが、
実際、様々な環境で植物たちが弱っていることは確かです。
この松林再生プロジェクトでは、悪化してしまった松の住む環境を改善し、
松に元気になってもらうために様々な事を行っています。
写真一つ一つを説明したのですが、それはまた次回にしたいと思います。